黒クマはあるけれど、目の下のふくらみがない場合の治療法
目の下の黒クマは、目の下の脂肪が膨らむ事でできたたるみの影が、涙袋より下方に黒い線となって表れることを言います。しかし、黒クマの中には眼窩脂肪の突出がないか軽度の場合でも、目の下全体がくぼんでいるためにできる黒クマというものもあります。このタイプの黒クマの解消には、くぼんでいる目の下に適度な膨らみを作ることが必要となるため、「ヒアルロン酸注入」「脂肪注入」など目の下にかけてのボリュームアップができる治療法が最適となります。
目の下のクマができる原因の中に、皮膚のたるみというものがあります。加齢などにより皮膚がたるみくぼんでしまった部分の影が黒クマなどになるのです。このタイプのクマを解消するためには、くぼんでしまった部分のたるみを改善する必要があるのです。この改善に効果的な治療法が「ヒアルロン酸注入」です。「ヒアルロン酸注入」とは、ヒアルロン酸を皮内、皮下に注入する事でくぼんでしまっている肌を持ち上げ、しわやたるみを改善する治療法です。ヒアルロン酸はもともと私たちの体の皮膚や関節などに含まれている成分ですので、体内に注入してもアレルギーなどを生じる事もほとんどない安全性の高い成分です。また、注入後の自然な仕上がりを目指すには、0.01ml単位で注入をコントロールする高い技術力が必要な治療法でもあります。
注入に使用したヒアルロン酸は個人用としており、毎回新しいヒアルロン酸を使用するため安全な施術を提供しています。
毎年のように新たにリリースされるヒアルロン酸。
それぞれの特徴を掴むため、必ず使用し当院の施術に適切であるかを見極めています。
その中で最も良いと判断したヒアルロン酸のみを使用しています。
ヒアルロン酸注入をためらう方々は、痛みを気にされている事が多いため、痛み止めの貼り薬と麻酔入りのヒアルロン酸を使用する事で痛みを最小限に抑えています。
経験豊かな医師だけが行うヒアルロン酸注入。技術力が結果に結びつく治療だからこそ、細かな部分までこだわった施術を提供しています。
施術前の状態目の下に広がるくまが目立ちます。この方の場合、外側まで広がるくまが特徴的です。 |
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右のみ施術右側のみ施術が終了した状態です。左右を比べるとその効果がはっきりとわかります。また目の下のラインが変わることで頬がリフトアップした印象を与えてくれるため、高い若返り効果をもたらします。 |
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左の施術中1くまの外側にヒアルロン酸を注入した後の状態です。目の下に広く広がっていたくまが小さくなっています。 丁寧に、少しずつヒアルロン酸を注入していきます。 |
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左の施術中2ヒアルロン酸を内側にも徐々に注入しくまを消していきます。一つ前の状態と比べて、目の下のくまま小さくなっているのがわかります。 このように徐々にくまを消していくのが自然な仕上がりのポイントとなります。 |
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施術終了左右ともに施術が終了しました。目の下の目立っていたくまがなくなりました。 内出血もありません。 |
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目の下ということもあり緊張しましたが、塗る麻酔と麻酔入りヒアルロン酸の効果のためか、全く痛みを感じずに治療を受けることが出来ました。 治療にかかった時間は20分ほどで思っていたよりも長かったのですが、すごく丁寧に注入を行っているのがわかったので時間は気になりませんでした。 治療の途中に何度か鏡を見せてもらったのですが、徐々に変わっていくのがわかりました。そして最後の仕上がりの自然さにはビックリ。気になっていたくまがなくなるだけでなく、5歳くらい若返った印象ですごく感動です。
腫れる
注射の針を刺した影響による腫れが出る場合があります。1〜2時間程で除々に治まります。
内出血
治療中、注射針が毛細血管に当たってしまう事で、内出血が起きることがあります。
当院では極細の注射針を使用し、0.01ml単位で注入をコントロールしています。内出血が発生しても1~2週間が経てば赤みは引きますが、気になる方のために、ケラスキンクリームをご用意しております。(別途税別3,000円)塗布することで、約半分の期間で消失します。
しこりができる
体がヒアルロン酸に反応した場合や、一度に多くの量を注入することで、シコリができてしまう場合があります。
当院ではヒアルロン酸の種類を各種取りそろえております。体内に入れるものだからこそ、吟味して使用するものを決定しています。また、通常ヒアルロン酸は0.1ml単位で注入されることが多いですが、当院では0.01ml単位で慎重に注入を行っています。
感染
ヒアルロン酸は使い回しをせずに、毎回新しいものを使用したり、施術の際の消毒をしっかりと行うなどして、感染を防いでいます。
ボリュームがなくなる
注入する部位のヒアルロン酸の吸収力が強かったと考えられます。当院では注入日より1ヶ月以内でしたら、無料で微調整を行っておりますので、ご予約の上お越しください。
アレルギー
極稀に赤みやかゆみ、じんましんが出たりと、アレルギーが発症する場合があります。その場合には、ヒアルロン酸分解注射を注入し、抗原の除去を行います。
減らない、青く透ける、膨張する
種類にもよりますが、通常6ヶ月〜1年程で吸収されるヒアルロン酸ですが、全く吸収されない人もいます。その原因はヒアルロン酸を分解する酵素の量の違いです。特にヒアルロン酸の分解する酵素がない方の場合 1:ヒアルロン酸が減らない 2:水を吸収して膨張する 3:水が透けて青っぽく見える という症状が起きます。またヒアルロン酸が残っている部分を指で押すと、数分戻らない(まるでむくみのように)という症状が生じます。こういった場合には、ヒアルロン酸分解注射を使用して、治療する必要があります。