ふくらはぎが太く見える理由のひとつに、筋肉の発達が上げられます。とくに運動をされる(されていた)方や、自転車通勤をされている方などは筋肉が発達しやすく、ふくらはぎががっしりとたくましくなってしまうことが多くあります。また、外反母趾ができることで歩き方が変わり、ふくらはぎの筋肉が発達してしまうこともあります。
筋肉だけでなく、脂肪がつくことによるふくらはぎ太りもあります。ふくらはぎは元々、脂肪よりも筋肉の方が多い部位なので、脂肪やセルライトで太くなる方は少数ですが、運動不足や食べすぎ、病気などによってはふくらはぎにも皮下脂肪がついてしまいます。また、長時間の座り仕事や立ち仕事をすることによるむくみも、ふくらはぎ太りの原因のひとつ。むくんだ状態が続くと、老廃物が溜まり、脂肪の増加、セルライトの成長につながってしまいますので、むくんだらすぐに解消することが大切です。
ふくらはぎを指で押してみたとき、押された部分が白くなってゆっくりと元に戻る場合は、むくんでいる証拠です。また、肌の表面がデコボコしている場合や、つまんでねじってみたときに凹凸が見られる場合はセルライトの可能性があります。座った状態でふくらはぎをつまんで、ゆっくり立ち上がったときに指の間に肌が残るようであれば、脂肪の可能性があります。むくみや脂肪が原因の場合はウルティマ・アンサンブルでの痩身治療が有効です。
解消方法:ウルティマ・アンサンブル
ヨーロッパを中心とする美容医療業界で多数の痩身実績と高い評価を得ているのが、ウルティマ・アンサンブルです。まずは2種類の特殊な超音波を照射し、脂肪細胞を溶かします。次に、3種類の高周波を照射してリンパの流れを促進することで、溶かした脂肪細胞を体外へ排出します。同時に、照射した部位を引き締めることで、排出される脂肪細胞が他の細胞に吸収されることを妨げ、リバウンドを防ぎます。「溶かす」「排出する」「引き締める」の3ステップで、細かな部位の痩身にも劇的な効果を発揮してくれる、頼れる痩身治療器です。
ふくらはぎは元々脂肪よりも筋肉の方が多い部位ですが、筋肉が発達しすぎることでふくらはぎが太くなってしまうことがあります。ししゃものお腹のように、ふくらはぎがボコッと出ていたり、全体的にガッチリとしたふくらはぎでお悩みの方には、筋肉の発達を抑えるボトックスでの痩身治療がおすすめです。逆に、脂肪やむくみ・セルライトによる太いふくらはぎには、ボトックス注射は適していません。
解消方法:ボトックス
ボトックスは世界80カ国以上もの国で使用されている治療薬で、安全性が高く、肉体的な負担も少ない治療であることが確立されています。ボトックス注入は筋肉に対して効果を現わす治療法で、筋肉が多くついてしまったふくらはぎに投与することにより、筋肉が委縮し、それによって筋肉の発達を抑えます。投与してからおよそ1ヶ月程度かけて、徐々にふくらはぎがほっそりと細くなっていきます。筋肉が委縮することで、少々歩きにくさや違和感を感じることもありますが、2週間ほどで元に戻ります。
ボトックスによる効果の持続期間は、約半年~1年程度。3回程度繰り返すことにより持続効果が高くなっていきます。