しみ、そばかす(美肌)
皮膚の深部に沈着したメラニンを
分解し、しみを改善
しみの治療法の一つである「レーザー治療」は、皮膚の深い部分に沈着しているメラニンに対して働きかけることで、増殖・沈着したメラニン色素を吸収し、肌のターンオーバーを整え、しみを改善していきます。ナノ秒のみ照射を行うため、余分な熱が発生せず、目的としているメラニン部分のみにエネルギーを伝え、治療を行うことが可能なため、そばかすなどの小さなしみ治療にも適しています。
肌の内側から現れるしみは、メイクでカバーしようとしても浮き出てしまい、自力で隠すのは難しく、とても厄介な肌トラブルと言えます。しみの改善に使用されるレーザー治療法の一つが、「Qスイッチレーザー」です。「Qスイッチレーザー」とは、ごく短い時間(ナノ秒単位)でレーザーを照射することで、皮膚の深部に沈着したメラニンを分解し、しみを改善する治療器です。一瞬の短時間でレーザーの照射を行うため、余分な熱を発生させることなく目的のメラニンだけを狙い撃ちできることが、この治療器の大きな特徴です。ただ、一瞬とはいえ高出力のレーザーをお肌の1点に照射しますので、施術後にはどうしても肌に炎症が残ります。そのため施術後、その炎症を鎮める美白ケアが必要となります。
「Qスイッチレーザー」は、しみを改善する治療法として大変有効で、特に老人性色素班(紫外線によるしみ)やそばかすの解消には高い効果を発揮します。しかしその反面、日本人女性のうち4割の方に存在すると言われる肝斑に「Qスイッチレーザー」を照射すると、かえってしみが濃くなる危険性が指摘されています。正確にしみの原因と種類を診断し、最適な治療法を決定するには、しみの種類をしっかりと見極めることができる専門医に相談することが重要です。
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