一般的にほくろと呼ばれているものには、隆起を伴うタイプと平坦で色の変化だけのタイプに分けられます。どちらもメラニンなど細胞の増殖が原因の良性腫瘍で、改善にはこれを全て取り除く必要があります。
ほくろを取る方法の一つとして、当クリニックでは「高周波レーザー治療」をご用意しています。これは、高周波を利用してほくろの組織を削り取る方法です。ほくろの状態によって削る深さを調節することで、手術より傷跡を目立ちにくくすることができます。5㎜~6㎜位までのほくろの除去に適しています。
ほくろを取るもう一つの方法が「切除術」です。これは、外科的にメスを使ってほくろの細胞とその周囲の組織を取り除き、縫合していく治療法です。傷跡が目立たないように、しわに沿って切開を行い、極細の糸で縫合を行っています。ほくろが大きい場合や、上眼瞼などデリケートな部分の治療に適しています。