たるみにはサーマクールが効果的
目の上のたるみは気になるけれど、切開を伴う手術治療にはどうにも踏み出せない、という方におすすめできる治療法の一つが、レーザー技術の先進国アメリカで開発された「サーマクール」です。高周波を照射する事で皮膚と脂肪層両方に働きかけ、ハリを維持する成分として有名なコラーゲンの産生を促し、脂肪層のたるみを引き締めて全体のリフトアップ効果をもたらします。「サーマクール」で一度産生されたコラーゲンは長期間維持されるため、当クリニックでは半年から1年に1回の治療をお勧めしています。
目の上などお肌のたるみの原因として、加齢により肌のハリを維持する真皮層を構成する成分であるコラーゲンやエラスチンが減少し、真皮層が痩せ縮んでしまい表皮が持ちあげられなくなってしまう事が挙げられます。こうしたタイプのたるみ解消に効果的な治療法が、「サーマクール」です。「サーマクール」とは、レーザー技術の先進国アメリカで開発された、たるみ治療機器として最もスタンダードな機器です。高出力の高周波を肌の一番奥にある真皮層まで届かせる事で、減少してしまったコラーゲンの収縮、産生を促して痩せてしまった真皮層を再構築する事で、肌のハリを取り戻してたるみを解消していきます。また、上眼瞼のたるみ改善専用に作られたチップにより、通常のレーザー機器では難しい目の上のたるみにも対応が可能となった機器でもあります。
サーマクールCPTの最大の特長は、そのペインレス技術にあります。従来のサーマクールはたるみ治療として効果が高い反面、痛みが生じやすいというデメリットがありました。新しい「サーマクールCPT」はチップ先端部の素材の変更により熱伝導率の改善を行い、従来よりも低いエネルギーで十分な熱を生じさせる事が出来ます。その結果として痛みの大きな軽減に成功しました。また痛覚刺激を減少させるバイブレーション技術をヘッド部分に採用する事で、一層痛みを軽減する事が可能です。
ここにも新しい技術が導入されています。電極面の一部に非常に薄いカプトン®フレームを貼付。このフレームの採用により、熱分布と均一性が向上しました。 その結果として以前よりも低い出力で熱を効率的に伝導出来るようになりました。バブレーション技術を詰め込んだ最新型のヘッドです。 痛覚刺激を減少させる技術は他の分野でも使われており、ついに美容医療機器にも採用されました。
以前のサーマクールではRFは一度通電し始めると1秒間程度持続的に通電を行っていました。しかし最新型のサーマクールCPTでは•パルス状に分割しRF電流を流す•パルスに分割されたRF出力に、クーリングの噴射を混合する最新のソフトウェアとなっています。その結果TENS状効果により神経への痛みの刺激を紛らわせる事ができるのです。
サーマクールを製造しているSOLTA MEDICAL社(前Thermage社)では、トレーニングを受け技術・知識が充分に認められた医師のみに、認定医の証書を発行しています。
日本人の肌質、脂肪の質に合わせた施術方法でなければ、しっかりとした効果は期待できません。また一人ひとりの肌に合わせて決めていく照射法により、さらに高い効果を発揮します。
サーマクールの施術を受けたお肌は刺激を受けた状態になり敏感になっています。この状態のままで終わるのか、ケアトリートメントを行うのかでは、お肌の回復力に大きな差が生まれます。当院では鎮静効果の高いオーガニックパックとお肌に回復力を与えるデコルテから首にかけてのトリートメントを行い、お肌の回復力を呼び覚まします。