ほくろの切除について
6㎜以上ある大きなほくろの改善に効果的なのが、ほくろの「切除術」です。
「切除術」はその名の通り、外科的な手法を用いてほくろの細胞とその周囲の組織を除去し、改善する治療法です。切開することでほくろの組織を完全に取り除いてしまうので、大きなほくろも綺麗に除去することができ、またほくろの再発率が少ないというメリットがあります。しかし、切開を伴う手術治療ですので、治療時間が長くダウンタイムもかかる、縫合による傷跡がやや残りやすい、抜糸が終了するまで手術部分を水に濡らせない、というデメリットも挙げられます。
また、施術中は麻酔を導入しますので痛みはほとんど感じませんが、術後に痛みが出る場合もあります。こうしたデメリットを少しでも解消し、メリットを最大に生かすために、セオリークリニックでは、切開する方法などに工夫を施しています。事前の診察でお顔の形や除去するほくろの位置などを正確に把握し、その上で傷が目立たないようしわに沿って切開を行います。
また縫合には極細の糸を使用することで、最大限に傷跡が目立つことがないようにしています。切除法は大きいほくろの除去だけでなく、上眼瞼など顔の筋肉の動きが大きく、デリケートな部分のほくろの除去にも大きな効果がある治療法でもあります。