ほくろが出来る原因は?
お顔のほくろを気にされる方は多くいらっしゃいます。けれどそのほくろは、赤ちゃんの肌にはあまり見掛けることはありません。つまり、私たちの肌にあるほくろは、後から発生したものがほとんどであると言えるのです。ほくろとは、どのような原因でできてしまうのでしょうか。ほくろの種類は形状などにより細かく分けることもできますが、大きく「先天性のほくろ」「後天性のほくろ」にくくることができます。「先天性のほくろ」は遺伝子による影響でできるもので、「後天性のほくろ」は紫外線の刺激でメラニンが過剰に産生することが原因でできるものです。「後天性のほくろ」の原因はその他にも「化学薬品による刺激」「ストレス」「外傷」「ホルモンバランスの崩れ」などを挙げることができ、これらの刺激を肌が受けることによってメラニンが過剰産生され、ほくろができることもあるのです。
こんな方におすすめ
お顔のほくろは、チャームポイントとしてとらえることもできますが、目立つ上にメイクなどでカバーしづらいことからお肌の悩みとされている方も少なくありません。例えば
ほくろの場合美容面だけでなく、重篤な病気が隠されていることも考えられることから、お悩みを深くする方もいらっしゃいます。ほくろにコンプレックスを持たれている方は、お悩みを持ち続けることで過剰なストレスをかける事となり、他の肌トラブルにつながる可能性もあるので、医師と相談しながらほくろを改善することで、美肌を取り戻していきましょう。また、ほくろのほとんどは良性のものですが、稀に悪性である場合もあります。急激に増えたり、どんどん大きくなっていったら要注意です。特に足の裏や手のひら等のほくろは悪性黒色腫に変化する可能性が高いため、早めに医師の診察を受けることをおすすめします。
ほくろのレーザー治療は、高周波を利用しほくろの組織を削り取る方法です。ほくろの大きさや深さにより、浅く削ったり深く削ったりすることで、手術で除去するより傷跡を目立ちにくくすることができるという特徴があります。5㎜~6㎜位までの大きさのほくろの改善に適した治療法です。
ほくろの切除法は、外科的にメスにてほくろの細胞とその周囲の組織を取り除き、その後を縫合する方法です。ほくろが大きい場合や、上眼瞼等の動きが大きく繊細な部分などの治療に行います。縫合の傷跡が目立たないよう、しわに沿って切開を行い、極細の糸で縫合を行っています。